赤ちゃんがなかなか泣き止まない時
赤ちゃんがなかなか泣き止まず、どこか具合が悪いのか心配になることも多々あると思います。
特に夜中は近所の病院もやっていませんし、気軽に誰かに相談したり、受診したりすることが難しく、ママやパパは不安になることも多いと思います。
いつもの夜泣きなのか、体調が悪いのか、判断することはなかなか難しいですよね。
そこで、赤ちゃんがなかなか泣き止まない時のいくつかのチェックした方がよいポイントについてお伝えします。
(※ぐったりしている、呼吸が苦しくて眠れない等の場合は、すぐに医療機関に受診してください)
赤ちゃんがなかなか泣き止まない時のチェックポイント
☑オムツ交換しながら全身を見てみる
顔色が悪くないか、皮膚が赤くなっている所はないか、ブツブツが出来ていか、お腹や脚の付け根が膨らんだりしていないか、手足の指先に糸がからまっていないか等、赤ちゃんのお肌を直接確認してみることがポイントです。痛みや痒みは、睡眠を妨げます。小さいお子さんは痛くても上手く伝えることができません。手足の指の先に衣類や靴下などの細い糸がからまってうっ血してしまっていたということもあります。また、乾燥している時期は、皮膚が乾燥することで痒くて寝れないこともあります。お子さんのお肌に合った保湿剤をたっぷりと塗って乾燥を防ぐことも大切です。
☑暑すぎないかチェック
乳幼児は大人よりも体温が高いので、着させ過ぎて暑くて眠れないことがよくあります。背中に汗をかいてないか触ってみたり、お熱を測ってみてください。汗をかいていたり、お熱がある時は、薄着にしてから、数十分後に再度測定してみてください。
☑鼻づまりのチェック
生後1歳くらいまでの赤ちゃんは、鼻がつまっても口で呼吸することが上手くできません。苦しくて起きてしまう原因になることも。乾燥している時期は、鼻も詰まりやすいので、室内の加湿をして、必要であれば鼻汁を吸ってあげてください。お風呂上りが、一番吸いやすいので、寝る前のルーティンに入れるのもおすすめです。
☑喉のゼロゼロ、ゼイゼイ、呼吸のチェック
喉がゼロゼロしていたり、咳がある時は寝付きも悪く、ぐっすり眠れません。医師にしっかり診てもらい相談してみてください。授乳直後のゼロゼロの場合は、少し縦抱っこをして落ち着いてから寝かせてあげるとミルクの戻りがなく落ち着くこともあります。
☑お腹の張り、お通じのチェック
便秘やガスが溜まっていると苦しくて眠れない原因になることもあります。お腹をのの字にマッサージしてあげたり、ゲップを出してあげたりするのもおススメです。便秘の時は、離乳食の内容に水分を多めのメニューにしたり、小児科の医師に相談してみることも大切です。
☑痛い? 顔色不良・活気がない場合
ぐったりしていたり、不機嫌であやしてもあやしてもなかなか泣き止まない等、全身をよくみて、速やかに小児科医の診察を!
「いつもとなんか違う」というようなママの感じ方もとても大事なので、まずは全身をよく見てチェックしてみることをおすすめします。
休日や夜間のお子さんの気になる症状について病院を受診した方が良いか判断に迷った時は、全国どこからでも『こども医療電話相談 ♯8000』(厚生労働省HP参照)に電話すると相談できます!
ねんねでのお悩み、困っていることがあれば、1人で抱え込まず乳幼児睡眠コンサルタントにお気軽にご相談ください。体調以外でも夜泣きの原因になることが多くあります。夜泣きの原因を分析しながら、少しでもママと赤ちゃんがぐっすりと眠れるお手伝いをします。
ねんねトラブルの改善は、すぐに改善がみられず気長に対応していくことが必要となることもありますが、ママやご家族のお悩みに寄り添い、一緒に伴走しながらサポートさせて頂きます。